
大阪・関西万博 共創チャレンジ にてkinari給食食器を出展しました
2025年7月23日、 大阪・関西万博「共創チャレンジ」において、福知山市との学校給食食のイノベーションプロジェクトの一環として、kinari給食食器を出展しました。
Read morekinari(キナリ)は、従来の石油由来樹脂とほぼ同じ性質をもちながら、ほとんどが植物繊維で出来ている非常にサステナブルな素材です。私たちはkinariの供給によって、完全に閉じた資源循環型社会の構築を目指しています。そのために、素材の生産だけでなく廃棄や分別、再生資源化にいたる全体の仕組みもパッケージで開発しています。
2025年7月23日、 大阪・関西万博「共創チャレンジ」において、福知山市との学校給食食のイノベーションプロジェクトの一環として、kinari給食食器を出展しました。
Read more大阪・関西万博のイベント「TEAM EXPO2025」において、学校給食のイノベーション「SDGsと地元産の視点から給食食器の意義に着目」として、kinariの給食食器を展示、セミナーを開催いたします。 給食食器は全国で初めて「学校給食の共創プロジェクト」として、福知山市とパナソニックグループとの公民連携で取り組んだものです。この取組を国内外へ発信するとともに、他の分野への製品開発や環境教育を進め、持続可能な社会の発展を目指しています。
Read moreパナソニック ホールディングス株式会社は、これまでに開発してきた植物由来のセルロースファイバーを高濃度に樹脂に複合化する技術を応用し、エンジニアリングプラスチックと同等の強度を有する成形材料を開発しました。ナイロン系の樹脂にセルロースファイバーを40%添加することで、優れた強度と成形性を有する低比重な成形材料として開発することに成功しました。
昨今の海洋プラスチック問題や石油資源の枯渇・地球温暖化といった環境問題から、天然資源の効率的な利用(SDGsゴール12)や、海洋汚染の防止および大幅な削減(SDGsゴール14)が国連の開発目標として定められ、樹脂量の削減が世界的に求められています。
Read more植物繊維をベースにした圧倒的にサステナブルな素材
kinariは植物ベースの高機能素材です。植物繊維(セルロース)を最大85%含み、つなぎ樹脂も含めて100%生分解可能になるよう開発を進めています。従来の石油由来樹脂と比べても見劣りしない性能を有した強く軽い素材です。
kinariは従来の石油由来樹脂の成型機を利用することが可能であり、自由に着色することが可能です。また製造過程を変えることで、原料の色や香り、植物材料がもつ機能を活かす開発も進めています。
Kinariの生産にはバージン材ではなく、間伐材、廃紙、コーヒーかすなどこれまで捨てられていた様々な植物廃材を原料にすることが可能です。これによりCO2排出量を抑えられ、現在のバイオプラスチックの問題点でもある食料価格高騰の心配もありません。
kinariは、生分解とリサイクルの二つの素材循環モデルを元に開発されています。kinariはリサイクルの際の物性劣化が著しく低く、新たにバージン材を添加する必要がありません。また生分解性も100%を目指して開発を進めています。
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ヒノキやモルトなど、原料の違いによる色合いや香りも楽しむことが出来ます。
また、kinariに含まれる微細な植物繊維がビールの泡をさらにきめ細かくし、味を向上させる効果も認められています。
弊社のスティック掃除機 MJ-SBU820J と MJ-SBU620で、シャーシを構成する部材として活用されています。
軽量で強度(固さ)があるため、軽さが求められる道具を構成するのにも適しています。原料の個性を消して、従来の樹脂と同様に活用することが可能です。
kinari 素材
植物廃材を原料とするサステナブルな成形素材を提供します。
kinari 金型
kinariの成形に最適な金型の提供で、製造工程をサポートします。
kinari デザイン
お客様のニーズに合わせたkinari製品のデザインを提供します。
循環モデル構築
リサイクルや廃材利用など、お客様に最適な資源循環モデルを提案します。
共同開発
素材や資源循環に関するお客様のお困りごとを、一緒に解決します。