
福知山市とパナソニックグループが共同でSDGs時代の素材を活用した 「人と環境に優しい小中学校の給食食器」開発の取組をスタート
福知山市とパナソニック ホールディングス株式会社マニュファクチャリングイノベーション本部、パナソニック プロダクションエンジニアリング株式会社(以下、パナソニックグループ)は、福知山市立小中学校(23校)の学校給食食器の開発を通して、SDGsの取組推進と資源循環型社会の構築を目指すことで合意し、連携協定を締結します。
Read morekinari(キナリ)は、従来の石油由来樹脂とほぼ同じ性質をもちながら、ほとんどが植物繊維で出来ている非常にサステナブルな素材です。私たちはkinariの供給によって、完全に閉じた資源循環型社会の構築を目指しています。そのために、素材の生産だけでなく廃棄や分別、再生資源化にいたる全体の仕組みもパッケージで開発しています。
福知山市とパナソニック ホールディングス株式会社マニュファクチャリングイノベーション本部、パナソニック プロダクションエンジニアリング株式会社(以下、パナソニックグループ)は、福知山市立小中学校(23校)の学校給食食器の開発を通して、SDGsの取組推進と資源循環型社会の構築を目指すことで合意し、連携協定を締結します。
Read moreパナソニック プロダクションエンジニアリング株式会社は、植物由来のセルロースファイバーを55%の高濃度で樹脂に混ぜ込んだ成形材料『kinari』※1を用いて、株式会社ケーワールドism(本社:大阪府、社長:澤井健司)と洗面、浴室グッズ「ソープディスペンサー:Albero」と「ソープディッシュ:Soap dish」を共同開発いたしました。これらは、5月初旬よりケーワールドism リンドパーク事業部から発売されます。
Read moreパナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、株式会社三陽商会(以下、三陽商会)が展開するサステナブルファッションブランド「ECOALF」と協業し、パナソニックのセルロースファイバー成形材料"kinari"を活用したアパレルウェア用釦とスピンドルストッパーを開発しました。4月1日にECOALFより発売される日本限定コレクション「ACT」シリーズのジャケットやパンツ、収納パックなどで商品展開いたします。
植物繊維をベースにした圧倒的にサステナブルな素材
kinariは植物ベースの高機能素材です。植物繊維(セルロース)を最大85%含み、つなぎ樹脂も含めて100%生分解可能になるよう開発を進めています。従来の石油由来樹脂と比べても見劣りしない性能を有した強く軽い素材です。
kinariは従来の石油由来樹脂の成型機を利用することが可能であり、自由に着色することが可能です。また製造過程を変えることで、原料の色や香り、植物材料がもつ機能を活かす開発も進めています。
Kinariの生産にはバージン材ではなく、間伐材、廃紙、コーヒーかすなどこれまで捨てられていた様々な植物廃材を原料にすることが可能です。これによりCO2排出量を抑えられ、現在のバイオプラスチックの問題点でもある食料価格高騰の心配もありません。
kinariは、生分解とリサイクルの二つの素材循環モデルを元に開発されています。kinariはリサイクルの際の物性劣化が著しく低く、新たにバージン材を添加する必要がありません。また生分解性も100%を目指して開発を進めています。
ヒノキやモルトなど、原料の違いによる色合いや香りも楽しむことが出来ます。
また、kinariに含まれる微細な植物繊維がビールの泡をさらにきめ細かくし、味を向上させる効果も認められています。
弊社のスティック掃除機 MJ-SBU820J と MJ-SBU620で、シャーシを構成する部材として活用されています。
軽量で強度(固さ)があるため、軽さが求められる道具を構成するのにも適しています。原料の個性を消して、従来の樹脂と同様に活用することが可能です。
kinari 素材
植物廃材を原料とするサステナブルな成形素材を提供します。
kinari 金型
kinariの成形に最適な金型の提供で、製造工程をサポートします。
kinari デザイン
お客様のニーズに合わせたkinari製品のデザインを提供します。
循環モデル構築
リサイクルや廃材利用など、お客様に最適な資源循環モデルを提案します。
共同開発
素材や資源循環に関するお客様のお困りごとを、一緒に解決します。