
福知山市とパナソニックグループの共同開発 環境配慮型素材を活用した「人と環境に優しい小中学校の給食食器」の使用を開始
福知山市とパナソニック ホールディングス株式会社マニュファクチャリングイノベーション本部、パナソニック プロダクションエンジニアリング株式会社(以下、パナソニックグループ)は、昨年6月6日に締結した連携協定に基づき開発した学校給食食器の導入を完了し、9月4日より福知山市立小中学校(全23校)での使用を開始いたします。
Read morekinari(キナリ)は、従来の石油由来樹脂とほぼ同じ性質をもちながら、ほとんどが植物繊維で出来ている非常にサステナブルな素材です。私たちはkinariの供給によって、完全に閉じた資源循環型社会の構築を目指しています。そのために、素材の生産だけでなく廃棄や分別、再生資源化にいたる全体の仕組みもパッケージで開発しています。
福知山市とパナソニック ホールディングス株式会社マニュファクチャリングイノベーション本部、パナソニック プロダクションエンジニアリング株式会社(以下、パナソニックグループ)は、昨年6月6日に締結した連携協定に基づき開発した学校給食食器の導入を完了し、9月4日より福知山市立小中学校(全23校)での使用を開始いたします。
Read moreパナソニック プロダクションエンジニアリング株式会社は、パナソニック ホールディングス株式会社マニュファクチャリングイノベーション本部で開発した、植物由来のセルロースファイバーを55%の高濃度で樹脂と複合した成形材料『kinari』(※1)について、2022年12月より量産販売ならびに株式会社チップワンストップが運営する通販サイトでの試作用材料の取り扱いを開始しました。
Read moreパナソニック プロダクションエンジニアリング株式会社は、パナソニック ホールディングス株式会社マニュファクチャリングイノベーション本部で開発した、植物由来のセルロースファイバーを70%の高濃度で樹脂と複合した成形[1]材料『kinari』※1(以下、kinari70と省略)のサンプル販売を2023年4月より開始します。
Read more植物繊維をベースにした圧倒的にサステナブルな素材
kinariは植物ベースの高機能素材です。植物繊維(セルロース)を最大85%含み、つなぎ樹脂も含めて100%生分解可能になるよう開発を進めています。従来の石油由来樹脂と比べても見劣りしない性能を有した強く軽い素材です。
kinariは従来の石油由来樹脂の成型機を利用することが可能であり、自由に着色することが可能です。また製造過程を変えることで、原料の色や香り、植物材料がもつ機能を活かす開発も進めています。
Kinariの生産にはバージン材ではなく、間伐材、廃紙、コーヒーかすなどこれまで捨てられていた様々な植物廃材を原料にすることが可能です。これによりCO2排出量を抑えられ、現在のバイオプラスチックの問題点でもある食料価格高騰の心配もありません。
kinariは、生分解とリサイクルの二つの素材循環モデルを元に開発されています。kinariはリサイクルの際の物性劣化が著しく低く、新たにバージン材を添加する必要がありません。また生分解性も100%を目指して開発を進めています。
ヒノキやモルトなど、原料の違いによる色合いや香りも楽しむことが出来ます。
また、kinariに含まれる微細な植物繊維がビールの泡をさらにきめ細かくし、味を向上させる効果も認められています。
弊社のスティック掃除機 MJ-SBU820J と MJ-SBU620で、シャーシを構成する部材として活用されています。
軽量で強度(固さ)があるため、軽さが求められる道具を構成するのにも適しています。原料の個性を消して、従来の樹脂と同様に活用することが可能です。
kinari 素材
植物廃材を原料とするサステナブルな成形素材を提供します。
kinari 金型
kinariの成形に最適な金型の提供で、製造工程をサポートします。
kinari デザイン
お客様のニーズに合わせたkinari製品のデザインを提供します。
循環モデル構築
リサイクルや廃材利用など、お客様に最適な資源循環モデルを提案します。
共同開発
素材や資源循環に関するお客様のお困りごとを、一緒に解決します。